【エコじゃない建築の世界!】

代表の鈴木です。
久しぶりの更新になってしまいました。ブログって継続するのはなかなか大変ですね。
書くことに慣れてないので尚更です。
さて、世の中「エコ」が流行りですね。家も車も家電もみ〜んな「エコ」。
私も建築屋として日々「エコ」という言葉を見ない聞かない日はありません。
あっ、流行なんて言っていたら怒られます。今や「エコ」は、地球上に住む人類共通の義務!?のように認識されてますから(笑
そこで、家を建てることは「エコ」なのか考えます。


古い家を解体し、新しい家を建てる
こんなサイクルの仕事に携わっていますが、断熱や気密性能にこだわり、省エネルギーの家を建てるわけです。
そう、「エコ」に大変貢献してます!と胸張ってますが・・・(笑
実際工務店の立場で家づくりに携わっていると、「エコ」の家を作る過程は全く「エコじゃないよな〜」と感じます。
なぜかと言うと、とにかく大量のゴミが出る状況を日々目にするからです。ゴミと聞くと「汚いもの」とイメージされますが、
新築現場のゴミは新品の材料の端材がほとんどですので、決して汚いものではありません。不要なもの、使わないものです。
建築現場のゴミは全て産業廃棄物扱いで、高い処理費用がかかります。お金を出して材料や建材を買い、お金を出して捨てているわけです。
1棟工事をして、ゴミの処理代は20万〜50万(物件の大きさに比例します)もかかるんです。
完成した建物がいくら「エコ」であっても、この金額を光熱費の差額でペイするのにどれほどの年月が必要なのでしょうか?
建築の工事はとても「エコ」とは言えません。
先ほど、ゴミの処理代は建物の大きさに比例すると申し上げましたが、もう一つ大きく左右する要因があります。
それは建物の形状、そしてモジュールと呼ばれる建築で使われている基準寸法にどれだけ忠実な設計か否かによってもゴミの出る量が大きく異なります。
建築で使う多くの材料はこのモジュールに合わせて作られてますので、この寸法を意識した設計をすれば極力材料を無駄にせず使い切ることが可能となります。
この業界には、モジュールに沿った設計ではデザインが満足できないと理解している設計者も少なくなく、ぐちゃぐちゃな寸法で図面を書き上げてくる設計者がいます。
そうした物件はまず間違いなく材料のロスが大きく大量のゴミが発生しています。建築雑誌やインテリア雑誌を彩っているビジュアル系のデザイン建築はほぼその傾向にあります。
工事中のゴミについて着目する設計者は皆無だと思います。お客様もそうです。気にしてるのは現場サイドの人間だけです。だからこそ声を上げていかないといけないと思ってます。
「エコ」な時代ですから・・・!
それでは、また!

2017年12月13日

東京と埼玉でSE構法+省エネ住宅を建てる株式会社アーキ・モーダ

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