【建物を木造で建てるメリットとは】

代表の鈴木です。

すっかり寒くなってきましたが、陽がでている日中はとても12月を迎える季節とは思えない暖かさです。昨日も現場で作業をしていたら、カマキリがいましたし、ハチにも刺されそうになりました。(笑

今冬は暖冬なのでしょうか?だとしたら、寒さが大嫌いな私にとっては好都合なのですが・・・

建物を木造で建てるメリット

さて、今日は【建物を木造で建てるメリット】についてお話ししたいと思います。
大きく分けて建物(特に住宅)の構造は、RC(コンクリート)造、S(鉄骨)造、そして木造と3つがあります。
住宅レベルにおいては全国で木造のシェアは80%を超えていると思います。そこで多くの方が選ぶ木造の良さを改めて整理してみたいと思います。

RC 造、S造と比べた木造のメリット

  • 建築費が安い
  • 増改築がしやすい
  • メンテナンスコストが安い
  • 多種多様な仕上げ材が存在している
  • 将来の解体コストが安い
  • 住まい心地がいい

ざっとこんな感じでしょうか。

それぞれ解説していきます。

建築費が安い

木造は他の工法(RC 造、S造)と比べて圧倒的に重量が軽いというメリットがあります。建物の重量(自重)は直接、建物の基礎や地盤(地耐力)の計画に大きく影響します。
基礎や地盤改良工事の内容は建物の重量に比例して大型化していきますので、建築コストにも大きく影響を及ぼすのです。

増改築がしやすい

木という素材は非常に加工しやすい特徴があります。コンクリートや鉄の加工は容易でないことは想像に難くないと思います。この特徴がそのまま増改築がしやすいとかしにくいという話に結びつきます。そして自動的にコストや工期にも影響を及ぼします。
また、RC造やS造を専門に扱っている工務店よりも、木造を専門に扱っている工務店の方が全国的に圧倒的に多いです。自然に競争も生まれ、価格もこなれていきます。

メンテナンスコストが安い

構造や工法に限らず、建物はメンテナンスが必要ですよね!
特に外部のメンテナンスの場合、屋根、外壁、防水(バルコニーや屋根等)あたりがメンテナンスの対象になりますが、やはり比べると木造の建物の方がメンテナンスコストが安く上がる傾向にあります。特に防水工事は差が出ます。

多種多様な仕上げ材が存在している

先ほどもお話ししましたが、日本の住宅の80%は木造です。各建材メーカーが巨大な市場に多くの商品を投入してくることは自然の流れです。

将来の解体コストが安い。

今でもそうですが、解体する建物がRC 造なのかS造なのか木造なのかで、解体費用が全く違います。軽く倍以上解体費用が違ってきます。将来、土地の活用方法を変えたい場合、建物を解体しなければならない時もあるでしょう。そんな時にRC造やS造の解体費用の高さにびっくりされると思います。土地の売却を考えた場合は、やはり古屋付きよりも更地の方が売りやすいため解体のことも念頭に入れておくことは必要なことだと思います。

住まい心地がいい

昔から言われていますが、RC造やS造よりも木造の方が人間には優しい工法です。今の家づくりは昔の家のように木が露出する空間は少なくなりましたが、それでも構造の素材が人間の体に伝えてくる感触は明らかに違います。車の乗り心地に例えると、よく足が硬いとか柔らかいと表現されますが、木造は柔らかな感触を体に伝えてくれます。
RC造の空間で1日作業するのと、木造の空間で1日作業するのとでは、足腰の疲労感がまるで違います。
また、断熱性能については木造の方が圧倒的に有利です。構造体そのものが熱を伝えやすいコンクリートや鉄と穏やかな熱の伝わりの特性をもった木とでは比べるまでもありません。RC造やS造で高い断熱性能を確保するためにはより多くの費用が必要となります。

いかがでしょうか?

木造が選ばれているのにはちゃんと訳があるのです。

RC造もS造も、もちろんメリットはあります。特に耐震性と防火性能は確かに木造よりも優れていました。
「優れていました。」と過去形で表現したのは、今は木造でもまったく引けを取らない工法が生まれているからです。弊社が採用しているSE構法もその一つですが、構造計算(許容応力度計算)を行うことでRC造やS造と同等の耐震性能を確保することができます。
関連記事
【SE構法とは何?〜日本一わかりやすい「SE構法」の解説】
【構造計算って!? 日本一わかりやすい構造計算の解説】

また、木造による1時間耐火建築や2時間耐火建築の設計施工マニュアルが整備され、RC造やS造と同等の耐火性能も実現できます。
関連記事
【木造の耐火建築について】

このように木造のデメリットは徐々に解消されており、これから建物の木造化はますます進んでいくのではないかと感じる今日この頃です。

それではまた。

2018.12.02

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