注文住宅は木造と鉄骨造とRC造ではどれがいいのか!?|アーキ・モーダ

代表の鈴木です。

このお題は、注文住宅の検討を始めた人は必ず考えることだと思います。

「よくわからないけど、鉄骨造やRC造は価格が高そうだから木造でいいかな!」

という印象を持っておられる方も多いと思います。

たしかに間違いではありませんが、このお題にはもっと明確な答えがあります。

今日は選ぶべき構造について解説していきたいと思います。

注文住宅|木造と鉄骨造とRC造どれがいいのかのブログ画像

注文住宅|木造か鉄骨造かRC造か!?最適な構造とは!

このお題の答えは2つあります。

まず答えの一つとして、お金持ち或いは家づくりに潤沢な予算が掛けられる人はどの構造でも大丈夫です。

構造で悩む必要はありません。

都市部での話に限ってですが、私の今までの経験から言うと、建物本体に予算が1億以上掛けられる人は鉄骨造やRC造を選択される方が多いような気がします。

無理なく建物に1億以上かけられる方の家づくりの関心ポイントは、耐震やセキュリティ、空間デザインや大きさ、そしてラグジュアリー感であって、省エネや月々の光熱費などに関心は薄いのが一般的です。

そうであれば別に建物の構造が木造か鉄骨造かRC造かで悩む必要は無いと思います。

たまたま気に入ったハウスメーカーやたまたま気に入った工務店がお勧めする構造で進めれば大丈夫です。

もう一つの答えをお話しします。

予算には限りがあるけども、建物の性能、デザイン、省エネ性にはこだわりたいという方におすすめの構造は木造一択となります。

木造が最適だと言えるこれだけの理由

なぜ木造一択なのでしょうか⁉︎

なぜなら木造は、建物の性能、デザイン、そして省エネ性を経済的に実現できる唯一の構造だからです。

それぞれ深掘りして解説していきます。

木造の耐震性

まず耐震性についてですが、多くの方は木造よりも鉄骨造やRC造の方が地震に強いという認識を持っています。

それは過去の大震災における建物の被害状況を見れば誰でもそういう印象を持つことでしょう。

ではなぜ被害を受ける建物の多くは木造ばかりで鉄骨造やRC造は被害が少ないのでしょうか!?

理由は明確で、鉄骨造やRC造は建物の規模に関係なく【構造計算】が義務づけられており、耐震性が科学的に検証されているからです。

ところが木造は、平屋や2階建ての建物については構造計算が義務化されておらず、多くの建物は構造計算にて耐震性が科学的に検証されておりません。

壁量計算という簡易的な計算と設計者の判断という曖昧な検証にて建物が今もなお建てられ続けています。

これでは「木造は耐震性が不安!」という印象からなかなか抜け出せないのも仕方ありません。

ところが木造でも鉄骨造や、RC造と同等の耐震性を計画する術(すべ)があります。

それは鉄骨造やRC造が行なっている、【構造計算(許容応力度計算)】を実施して建物の構造の安全性を科学的に検証すればいいのです。

木造で構造計算によって導き出された耐震等級3であれば、鉄骨造やRC造の耐震等級2よりも、より耐震性が高いと評価することができるのです。

構造計算によって耐震等級3が導かれた木造の建物は、鉄骨像やRC造の建物と比べて耐震性のネガは完全に払拭することができます。

木造のデザイン性

デザインのバリエーションも、木造に分があります。

加工のしやすさ、加工費の安さがそのままデザインバリエーションの多さにつながってきます。

しかし何でも出来ることが、時に仇となることもあります。

行き過ぎたデザインは建物の耐久性を著しく損なう原因ともなりますので、どういうデザインや納まりがリスクを伴うのかをよく理解している会社かどうかの確認は絶対に必要です。

この点においては大手ハウスメーカーの安心感は頭一つリードしているように思います。

しかしハウスメーカーで検討したことがある方はわかると思いますが、ハウスメーカーはデザインに関してかなり保守的なので満足できない方も多いようです。

理想は自社で設計と施工の両方を行なっており設計力やデザイン力のある優良工務店に出会うことができれば、デザイン性と耐久性を両立した建物を実現することができます。

木造の省エネ性

省エネ性は建物の断熱性能や気密性能を高めることで実現されますが、これは木造の圧勝です。

もちろん鉄骨造やRC造でも断熱性能や気密性能を高めることはできますが、かなりコストアップになります。

特に鉄骨造はこの点においてはかなり不利な構造で、大手ハウスメーカーでも難しい課題のようです。

このように、耐震性、デザイン性、省エネ性を高いレベルで鉄骨造やRC造よりも安価で実現できるのが木造なのです。

 

まだある木造の魅力|リフォーム対応性

実は木造をお勧めする理由はこれだけではありません。

将来大掛かりなリフォームが必要になった時の対応力も木造がかなり有利で他の構造よりも安価に済みます。

安価に済む理由として、職人の数や対応できる工務店の数の違いもあります。

日本の一戸建て住宅の8割以上は木造と言われています。

それだけ木造を扱う工務店や職人の数が多いということです。

家を建てて何十年後かに、たとえ建ててくれた工務店が無くなってしまっていても、他に対応できる工務店を見つけやすいということはメリットだと思います。

このように潰しが効くのも木造の良さです。

木造は将来売却時にも有利!?

また将来売りに出す時のことを考えても木造は有利です。

一般的に古家付きよりも更地の方が売りやすく土地の価格も高く設定できますが、そのためには既存家屋の解体が必要です。

この解体費用も【木造<鉄骨造<RC造】という構図になっております。

解体費用はここ10年でほぼ倍になっている印象があります。

それだけ廃棄物の処分代が高騰しており、この傾向はこれから先を変わることはないでしょう。

今現在でも鉄骨造やRC造の解体費用は、おそらく多くの方の想像を遥かに超えております。

解体が売主持ちか買主持ちかの選択もありますが、買主持ちの場合はほぼ解体費用分の価格交渉が入りますので、解体費用は出来るだけ安い方が助かりますよね!

木造は固定資産税も有利!?

建物を建てた後、毎年かかる税金が固定資産税。

建物の固定資産税も木造よりも鉄骨造やRC造の方が高いです。

減価償却期間も鉄骨造やRC造の方が木造よりも長いため、長期所有を前提に考えればさらに差が広がります。

資産価値があるという見方もありますが、それだけ維持費もかかるということです。

私は税の専門家ではないので具体的に解説することはできませんが、30年スパンで計算すると、木造と鉄骨造やRC造との固定資産税の差額は100万以上になると言われています。

まとめ

いかがでしょうか⁉︎

お金持ちであれば、木造でも鉄骨造でもRC造でも気にする必要はありません。

ただし経済的に暮らしたいと思う多くの方にとっては木造のメリットは決して少なくないことはご理解いただけたかと思います。

「鉄骨造やRC造の家を建てたい!」という憧れを持っている人もいることでしょう。

でもよほど予算や生活に余裕がある人でないと、建築費の初期投資額と建てた後の維持固定費に大きな負担を強いられることになりますので注意が必要です。

それではまた。

関連記事:【建物を木造で建てるメリットとは】

2020.11.15

アーキ・モーダ公式HP

【アーキ・モーダ LINE公式アカウント】

 

アーキ・モーダのLINE公式アカウントでは、「家づくりの質問になんでも答えます!」をやっております。

ぜひ皆さんご登録をお願いします!

〒351-0115
埼玉県和光市新倉1-11-29 志幸20ビル 101号
株式会社アーキ・モーダ
TEL:048-450-3810
Mail:mail@archimoda.co.jp