SE構法の建物が着工したきっかけに、SE構法の強さの秘密を伝えていきたいと思います。
前回は「基礎」について書きましたが、今回はそもそもSE構法の実績をまとめていきたいと思います。
SE構法誕生のきっかけは「阪神淡路大震災」
もともとは大断面集成材を用いた大規模建築物(混構造)で培われたノウハウを、構造建築家の播繁氏が一般住宅への転用を具現化し開発されたのが「SE構法」です。
きっかけは、1995年に発生した阪神淡路大震災。
6400人を超える犠牲者のおよそ90%が家屋の倒壊によって亡くなったそうです。
「住む人を守るはずの家が、人を傷つけてはならない」こうした思いがSE構法の開発をいっそう加速させ、1997年に誕生しました。
震度7に耐える
2004年の10月に発生した新潟中越地震。阪神淡路大地震以来、観測史上2回目の最大震度7を観測しました。
その震度7を記録した川口町に建っていたSE構法の建物は軽微な損傷(クロスのひびなど)のみの被害で、その後も快適に暮らしているとのことです。
津波にも耐える
2011年の3月に発生した東日本大震災。
こちらの地震も最大震度7が観測されましたが、それよりも想像を絶する大津波の被害がまだ記憶に新しいところです。
あらゆる物全てが巨大な津波に飲み込まれ跡形もなく流されていく中、7m以上の大津波にもSE構法の建物は流されることも潰されることもなく原型を留め、そこに建ち続けたそうです。
7mと言えば2F建ての建物の2Fの天井くらいの高さになります。
震度7の揺れを受けたすぐ後にほぼ水の中に沈んだ状態になれば、木造の建物は強大な浮力を受け、なおかつ津波という横からの強大な力を受ければ、通常の木造住宅は耐えることは不可能です。
SE構法はその力にも耐える構法だと証明されました。
震度7の繰り返し地震にも耐える
2016年の4月、熊本地方を襲った大地震。
このエリアにもSE構法の建物は49棟ありました。
そもそも大地震がくる可能性がもともと低いと言われていた地域で震度7の地震が、立て続けに2回も来たことに皆が驚きました。
また安全だと思われていた長期優良住宅(耐震等級2)の建物も倒壊してしまったことに、業界の多くの実務者も驚きを隠せませんでした。
この地震でもSE構法の建物は構造躯体に損傷がないことが確認され、耐震構法SE構法がいかに巨大地震にも安全な建物であるかが実証されました。
1997年誕生以来、SE構法は全国で1万9000棟の実績があります。これまで地震による大破・倒壊は1棟もありません。
今アーキ・モーダで建てているSE構法の物件も、その実績の1棟に加わります。
「絶対に地震で倒さない!」
これがアーキ・モーダの家づくりの決意です。
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