練馬区の注文住宅|SE構法【大泉学園K邸】取材記事のご紹介

代表の鈴木です。

昨年の9月にお引渡しをした練馬区の注文住宅|SE構法【大泉学園K邸】がSE構法を供給している「エヌ・シー・エヌ」から取材を受け、
全国500社ほどあるSE構法の登録施工店向けに隔月発行している雑誌、「ネットワークSE」にその取材記事が掲載されました。
せっかくなので、掲載記事(一部抜粋および編集)をここでご紹介したいと思います。

以下、株式会社エヌ・シー・エヌの記事「ネットワークSE 163号」より。

練馬区注文住宅|SE構法事例【大泉学園K邸】

「大泉学園K邸」は西武池袋線大泉学園駅にほど近い住宅地に建つ。
今回は、施主のKさん夫妻と、設計を担当した株式会社アーキ・モーダの加藤由美子さんと田中貴志さんにお話をうかがった。

SE構法を探し当てる

施主のKさん夫妻はこれまでは自宅と仕事場を別々に借りていたが、それらを一つにまとめ、かつ二人の子供の学区域を考慮して同じ地域内で土地を探して家づくりを決めた。

土地購入時に敷地には築5年のまだ新しい、しかし小さな家が建っていた。

その家を建てたハウスメーカーに相談して増改築して住めないか検討したが、リノベーションしても自分たちの希望を叶えられるような自由度がないことと、
ハウスメーカーの設計担当とのやりとりが流れ作業的で行きつ戻りつしながら家づくりを楽しむゆとりが許容されにくかったことに違和感を感じて断念した。

二人には、15年20年先の改築のイメージ(個室を解放して大きな空間を得たい)が具体的にあり、それが可能かどうかは重要であった。つまり界壁に耐震壁を入れなくても成立するラーメンフレームの架構は必須だったのである。

共働きゆえ二人の時間は限られる。そこで、ネットを駆使してハウスメーカーやビルダーを調べ上げ、関心を持った会社すべてに一斉に資料請求し、最終的にアーキ・モーダに設計施工を依頼することにした。

実は夫妻はそのリサーチの過程でSE構法も発見している。将来の可変性に加え耐震住宅にも強い関心を持っていたKさん夫妻は、設計者に紹介されるまでもなく自力でSE構法を見出していたのである。

ブログとSE構法

アーキ・モーダは2009年に誕生し今年で設立10を迎えるまだ若い会社である。もともと不動産+建築系会社に勤めていた仲間5人が、自分たちの目指す建築をつくろうと独立して始めた。加藤さんも田中さんもその創立メンバーである。

SE構法の登録工務店になったのは4〜5年前とのことで、現在、アーキ・モーダのウェブサイトではSE構法を強く押し出しているが、Kさんたちが彼らのサイトを見始めたころはそれほどでもなかったと言う。

Kさん夫妻は自らSE構法をもっとアピールすべきと、今回の自宅建設に際して、SE構法による建設レポートをアーキ・モーダのサイト内で詳細にレポートしてもらえるように進言した。

アーキ・モーダの社長・鈴木快さんのブログは2017年9月に始まり、ほどなく「大泉学園K邸」の建設過程が、基礎施工段階から詳細にレポートされた。

出来上がってしまえば見えなくなってしまう構造躯体や壁体内の断熱工事などについての詳細レポートは関心を呼び、サイトのアクセス数を10倍に増やし、アーキ・モーダにおけるSE構法採用率も大幅に高まる結果となった。

専門的な話ではあるが、具体的かつ分かりやすく情報を開示したことで、多くの方々に関心を持ってもらえたことの証である。

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SE構法の魅力を生かして

敷地は西側接道で東西に長い形状である。

LDKは開口4,550mm奥行7,280mmの無柱空間で、SE構法の特徴が実現されている。設計当初は開口3.640mm奥行10,920mmのLDK空間とする案も検討したが、3,640mmでは空間の広がりが乏しくSE構法のメリットを生かし切れないことから現在の案に落ち着いた。

SE構法ならではの空間を追求した結果だった。屋根は、LDKの部分は南側からの採光を確保するために跳ね上げて片流れとし、ハイサイドライトを設けている。水回りの部分は高さを必要としないので切妻にしている。

バルコニーの出は1,820mmと大きく、しかも手摺壁を1,800mmと高くしたので、隣地からの視線を気にすることなくリビングの延長のように使うことも可能である。

ハイサイドライトからの日差しが気持ちいい

 

職住一体を見据えたスケルトンインフィル

大泉学園K邸は、一般的な核家族住宅が職住一体型住宅に遷移していくことを前提に設計されている。

1階が徐々に家族生活以外の空間へと変化していけるということは、これからの社会のあり方を反映した住宅に求められる重要な要素であり、そのためには竣工後の可変性は住宅の大きな性能のひとつとなる。

言い換えればこれから住宅は、スケルトンインフィル的な考え方でできている必要があるということだ。

住宅は生活の変化を受け止められなければいけない。その意味でこの住宅は働き方と生活空間のあり方について、今後の方向性の一端を見せてくれている。

まとめ

以上が掲載記事(一部抜粋および一部編集)の内容です。

この度はまず大事な家づくりを弊社にお任せいただき、取材まで快く引き受けていただいたお施主様に感謝申し上げます。そして株式会社エヌ・シー・エヌの関係者の皆様にも大変お世話になりました。重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました!
これからもSE構法の魅力をもっともっとお伝えしていこうと思います。

それではまた。

2019.06.08

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