2021年 アーキ・モーダの家づくりのスペックをご紹介!

代表の鈴木です。

本日は2021年のアーキ・モーダの家づくりにおける性能スペックをご紹介したいと思います。

今年家づくりを検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。

弊社アーキ・モーダの家づくりは、ずばり「デザインと性能の融合」というコンセプトで進めております。

練馬区 工務店

 

デザインと性能の両立はなぜ難しいのか!?

実は住宅業界では長い歴史の中で住宅のデザインと性能は相反するものとして認識させており、デザイン面はアトリエ系の設計事務所が得意とし性能面はハウスメーカーが得意とする構図で成り立ってきました。

なぜ住宅業界においてデザインと性能は相反するものとして認識されているのかといえば、日本の住宅の多くが木造であるからと言えます。

木造住宅の場合、デザインを優先すると耐震性と耐久性が著しく低下する傾向にあります。

また性能を優先させると面白みのない単調なデザインの家になりがちです。

デザインに関しては特に設計者やデザイナーの方のセンスや能力によるところも大きいので、ハウスメーカーのように多くのサラリーマン社員を抱えて全国展開している会社組織では到底デザインを売りにはできません。

アトリエ系の設計事務所はデザインセンスのあるボスが一人で開業し、数人のスタッフを抱えて事業を行っているケースがほとんどで、厳しい競争環境の中で存在感を示し続けるために、よりデザインに特化していく傾向にあります。

このようにハウスメーカーはデザインを置き去りに、アトリエ系の設計事務所は性能面を置き去りにしてきたことで、住宅のデザインと性能は相反するものとしてそれぞれが存在し続けてきたのです。

ところがここ数年で住宅建築も大きな転換期を迎えつつあります。

全世界的な課題となっている地球温暖化対策によるカーボンニュートラルの掛け声のもと、自動車業界が大きくEV化に舵を切っていくように、住宅建築においても急速により高いレベルの省エネ化が求められてきています。

そうなると性能面に特化してきたハウスメーカーが有利なのかと言えば実はそうではありません。

現在高気密高断熱住宅の一つの指標となっているHEAT20のG1、及びG2クラスの断熱性能をハウスメーカーで標準仕様としている会社はほとんどありません。

そもそも標準化できない事情があります。

特に鉄骨系の大手ハウスメーカーは、断熱性能の高性能化に対してはかなり苦しい状況でしょう。

その証拠に、各鉄骨系のハウスメーカーのHPを見てみてください。

断熱性能に関して、具体的に目指している「UA値」、気密性能に関しては「C値」の測定を謳っている会社はありません。

文言では「高断熱仕様」とは表現されておりますが、具体的な数値では示されておりません。

前置きが長くなりましたが、デザインと建物の高性能化の両立は、なかなか難しい現状かあるのです。

弊社はこのような状況を十分把握した上で、建物のデザインと性能を高いレベルで融合させる家づくりを目標にしていますので、これから具体的に解説していきます。

住宅の性能とは「耐震性」「温熱環境」「耐久性」の3つを弊社では定義しております。

アーキ・モーダが目指す耐震性能

私のプログではもう何度もお伝えしておりますが、耐震性能については現状考えられる最も信頼度が高いアプローチ(計画)でもって耐震性能を確保しています。

それが構造計算(許容応力度計算)によって導き出す「耐震等級3」を全棟で確保するということです。

耐震等級3をうたう会社は数多くあれど、構造計算(許容応力度計算)を行って耐震等級3を導き出す会社は全国的に見てもまだほんのわずかです。

なぜわざわざ時間とお金をかけて、しかも法律で義務化されていないレベルの仕事をあえてするのか!?

関連記事:【日本一わかりやすい木造の構造計算の解説】

関連記事:【家に最高の耐震性能を求めるならば、これだけ要求すれば大丈夫!】

私の考えをお伝えします。

つい先日の令和3年の3月11日、2011年に発生した東日本大震災から10年という月日を迎えました。

完全に復興したかといえばまだまだ半ばと言わざるを得ない状況ですが、この10年の間にも2016年に熊本地震、2018年には北海道胆振地方中東部地震と震度7クラスの大地震が発生しています。

東日本大震災の直後、首都圏直下型地震や南海トラフ地震が起こる確率はこれから30年以内に70%であると専門家の間では盛んに言われてきたことはまだ記憶に新しいと思います。

それから10年、この首都圏では幸いにも特に大きな地震もなく平穏な日々が続いています。

しかしながらこれから残りの20年以内に首都圏直下型地震や南海トラフ地震が起こる確率が下がった訳ではありません。

あと20年以内に70%以上、おそらく80%以上の確率で首都圏でも震度7クラスの大地震が来ると予想するのが妥当だと思います。

あと20年以内といえば、それほど遠い将来ではありません。

多くの方は住宅ローンだって残っているはずです。

このようなリスクが予想されている状況において、最大限の耐震性を担保せずに新築住宅を計画することの意味が私には理解できないのです。

でもなぜ多くの会社(ハウスメーカーでさえ)が構造計算を実施せずに建物を供給し続けるのか・・・

法律で義務化されていないこともそうですが、そもそも大地震が来て万一建物が損壊、倒壊しても家を建てた会社は責任を問われないからだと思います。

天災による建物の損壊、倒壊は「免責事項」なのです。

だから「住んでいる方の自己責任!、心配なら地震保険に入ってくださいね!」

これが多くの住宅供給会社の本音です。

関連記事:【熊本地震のその後】構造計算をして耐震等級3は確保しよう

アーキ・モーダが目指す温熱環境

温熱環境とは、わかりやすく言えば高気密高断熱化がもたらす快適性や省エネ性(経済性)についての評価となります。

先にも話しましたが、国際的な流れもあって今後住宅の省エネ化は国においても最重要課題となってきます。

身近な話では車の低燃費化がわかりやすいと思いますが、自動車メーカーは0.1L単位の燃費向上を血の滲む努力で実現させてきています。

それに比べて住宅業界は非常にぬるま湯に浸かっているとしか言いようがありません。

住宅の高気密高断熱化は「省エネ」にも繋がり、「快適性、経済性の向上」、「ヒートショックによる事故の軽減」など、地球及び人間社会にもたらすメリットば絶大なものがあります。

住宅供給者として、ここに手を打たない理由がありません。

なぜなら、家は経済的で健康に暮らせる場所であることは全ての人に与えられるべき価値であると疑う余地がないと考えるからです。

温熱環境は、地域によって求められるレベルが異なります。

弊社がお手伝いしている東京都や埼玉県南部の「断熱地域区分6」のエリアであれば、最低でもHEAT20のG1又はG2クラスは必須であると考えます。

UA値で言えば、「0.56」又は「0.46」以下となります。

HEAT20のG2クラスならば、暖房負荷において多くのハウスメーカーが標準仕様としている断熱等性能等級の最高等級4(平成25年基準)の50%削減が可能です。

「UA値」は設計段階で計算によって導くことができる数値です。

まず計画段階で数値を確認することが大切ですが、同様に大切なことは 建物完成時に本当に計画通りの性能が担保できているのかという問題です。

完成した建物のUA値は測定する術(すべ)がありませんが、代わって必ず実施すべきことは「気密測定(C値の計測)」です。

気密ができていないと断熱性能や24時間換気システムは計画通りの働きをしてくれません。

気密測定をして、C値で最低でも1.0以下を確認しないと計算で出されたUA値で期待できる快適性や省エネ性は担保できません。

アーキ・モーダが目指す耐久性能

耐久性向上の施策については「長期優良住宅」が思い浮かぶと思いますが、ただただ最低限のレベルを求めているに過ぎません。

関連記事:【長期優良住宅の全てを解説】

私が考える建物の耐久性を高める肝は「結露対策」と考えています。

高気密高断熱化がもたらす建物にとってもマイナス要因は、ズバリ「結露リスク」だからです。

結露には2種類あり、目に見える「表面結露」と、普段目にするところではない場所に発生する「内部結露」というものがあります。

表面結露はカビやダニの発生要因となることで住む方の健康に悪い影響を及ぼしますし、内部結露は壁の中や床下、小屋裏空間などの構造体が露出されている部分に発生するために構造体が腐食するリスクがあり建物の寿命や耐震性に致命的なダメージを与えかねません。

表面結露はサッシ(窓)の性能向上でおおよそ防ぐことは可能ですが、内部結露はそこで発生し得る水蒸気を屋外にスムーズに排出する計画と各納まりが重要となってきますが、多くの会社は法律で義務付けられている「屋根の軒周りに換気部材をつけておしまい!」となっているようです

雨漏りを防ぐための止水処理と、断熱性能を担保する気密化、そして通気を促すための換気部材の納まりは、相反する役割を両立しなければならずとても難しい計画となります。

このノウハウは意匠やデザインに特化している設計事務所ではなかなか持ち合わせていないものです。

弊社では、設計事務所と工務店が融合した「アーキテクトビルダー」として設計と施工の両面に気を配り、細かい納まりを検証しながら建物の耐久性向上を目指しています。

関連記事:【アーキテクトビルダーで家を建てよう!】

まとめ

特に木造住宅において、建物のデザインと高性能化は相反する性質があるというお話をしてきましたが、「耐震性」「温熱環境」「耐久性」の3つの性能の目標値を定めた上で構造計算(許容応力度計算)で構造の安全性を確認していけば、デザインと性能の両立は可能です。

工務店として多くの新築やリフォーム工事を経験し、アフターメンテナンス、時にクレームなども経験していけば、自ずとどのような計画が耐久性やメンテナンス性に影響を及ぼすのかがわかってくるものです。

その経験やノウハウを社内で設計者、施工管理者双方にフィードバックし共有し改善を繰り返していくことで、「デザインと性能の融合」が実現できると考えております。

アーキ・モーダの性能標準スペック

【耐震性能】 全棟「構造計算(許容応力度計算)」を実施し耐震等級3を取得

【温熱環境】 HEAT20 G1又はG2レベルの計画 UA値 0.56~0.46

       全棟「気密測定(C値)」を実施  C値 1.0以下 (実測実績 0.5前後)

【耐久性能】 高性能サッシ(ALL樹脂サッシ)の採用と外部デザインに応じた「通気計画」を実施

 

アーキ・モーダでは、ハウスメーカーでは叶わない家づくりを実現させるべく、「デザインと性能の融合」をテーマに家づくりを行なっております。

関連記事:【わかるようでわからない!?ハウスメーカーの実力】

関連記事:【注文住宅を建てるハウスメーカーと工務店の違いとは】

それではまた。

2021.03.16

アーキ・モーダ公式HP

〒351-0115
埼玉県和光市新倉1-11-29 志幸20ビル 101号
株式会社アーキ・モーダ
TEL:048-450-3810
Mail:mail@archimoda.co.jp

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